私達人間は我が物のように地球環境を好きなように利用しています。人間のは他の生物の生存を脅かす権利は有りません。それどころか、知能を持つ霊長類のトップとして、互いに共存できる方向に向かう義務があります。人間が生活環境を奪ったにも関わらず、動物達が里山から下りてきて、害のある動物として始末されてしまうことがよくあります。人は勝手に山を開拓し、動物達の食糧に繋がる広葉樹を伐採し、建物や針葉樹を植えてしまいました。将来を見据えての針葉樹のはずが、材木として有効に使われないどころか、アレルギーを引き起こす原因とまでなってしまいました。
広葉樹は動物達に食糧を与え、葉や動物達の糞は土となり、新たな生命を生み出します。私達人間にもその恩恵はもたらされます。国内では顧みられない材木が、外国から注目され始めています。
林業政策が問われる時代となりました。