都市再生には市民参加の視点が欠かせません。
この度、薬科大学のキャンパスが新津駅周辺に設置されることになりました。
空き店舗をアート化したり、人々が集うスペースをつくることで経済効果が期待されます。
アートの提供によって、人々の関心を刺激し、空き店舗の再生と付加価値の増大が図れます。
学生や市民参加には主に補完通貨を利用します。
例えば平成24年10月現在、全国12の地区(札幌・仙台・女川・新座・和光・川口・早稲田・高田馬場・新宿・安城・春日井・八重山)で利用されている「アトム通貨 」は導入しやすいでしょう。
「アトム通貨」は(1)地球環境にやさしい社会、(2)地域コミュニティーが活発な社会、(3)国
際協力に積極的な社会、(4)教育に対し真摯に取り組む社会の4つの理念に沿って行われる、様々な社会貢献活動を支援する目的でつくられました。
基本システムは、理念に則したプロジェクトを地元商店や自治会、NPO、行政などが主催し、その参加者に通貨が配布されます。受け取った通貨はアトム通貨加盟店で使用でき、事務局で換金されます。年間2000万馬力の配布量。加盟店数は約1500店(2012年現在)。
様々な活用方法が考えられます。安城支部では地元信用金庫と提携し、換金窓口として協力。八重山支部では給与の一部をアトム通貨で支給し、もちろん地元アトム通貨加盟店で使用してもらいます。仙台支部ではアトム通貨による復興支援。加盟店同士の売買など、期限内でアトム通貨は流通します。期限があることで、流通の速度や回転率を高めることが出来ます。
そして、キャラクターのデザイン性、社会貢献性を同時に持つ事により、アトム通貨は換金せずに利用者がコレクションするという現状にあり、差額も大きな活動財源になっています。
楽しみながら、まちづくりに貢献し、まちが活性化していく一つの方法です。