女性議員の拡大について

この度、安倍首相が国家公務員の採用において、3割を女性にするとの発表がありました。裏を返せば、今迄は均等な採用比率ではなく、それも3割未満だったという事です。男女雇用機会均等法が施行されてから、しばらく経つというのに、実際に格差はあり、是正されていなかったともいえます。国家公務員のみならず、国会議員・地方議員も女性比率の向上は必然と考えます。

ノルウェー発祥のクオータ制を導入する国は多くなっています。各党に候補者の30~40%以上を女性候補者とする事を義務化しています。議会構成員の女性比率を高める事に繋がります。女性比率が高くなった場合、政策に、きめ細かな配慮が加わるであろうことが期待されます。

そして、昨今問題となった、女性議員へのジェンダー差別的発言も激減するでしょう。

女性は暴力による争いを好まない傾向があります。女性議員が増えることによって、外交や国防において、温和な対応も予想されます。女性は愛する人や息子の命の危険にさらしはしません。

民族間で大量虐殺が起きたルワンダでは、その後、女性議員が4割を占めています。


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